こういうまともなホラーをアニメでやるのは極めて珍しいし難しいのに、よく怖い感じを表現できてたんじゃないかと思います。
人を怖がらせるってのは簡単そうにみえてなかなか難しいんですよね。
実写でもそうです。ホラー映画は全ての映画に通ずともいわれるくらい物語演出の基本がつまっているといいます。
例えば…
あっ、そこ、何か気配を感じる!何かいそういそういそう…って近づいていって、そっと覗き見る。
あれ、いない…と思って振り返ったら…こっちにいたー!
みたいなありがちなパターン、こんな風に書くと全然怖くないけど、これもキッチリ成功させるのは思った以上に難しいものなのです。
伏線とミスディレクション、アングル、音響、要は地道な積み重ねが重要なんですよね。
いわゆる恐怖の方程式「小中理論」ですよ。(って言いたいだけで、実はあまりよくわかってない)
Anotherの具体的なシーンではエレベータでミサキメイが突然後ろにいたってのはドキッとしました。
霊的な対象とのファーストコンタクトは必ず主人公の肩なめで撮るってのも基本おさえてますね。
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| ファーストコンタクト |
しゃべり口調が突然変わったりするのも不穏な感じが表れてて良かった。
音響も効果的でした。作画はさすがPA。文句なしに凄い。
閉鎖的な田舎の集落に主人公が引っ越してくるってのは設定的にはよくある感じかな。最近見たアニメだと「おおかみかくし」とか「屍鬼」とか。まぁ「ひぐらし」とか。主人公に感情移入しやすいので使いやすい設定だと思います。
サカキバラが死を連想させるってのは過去になにかがあったとかじゃなくて、リアルの酒鬼薔薇事件ってことなのね。時代的に過去って描写はあったけど、ちょっとわかりづらい。次回以降にそういう描写があるのかな。
このあたりは「我々の現実」と地続きにすることによって、すなわち「フィクションライン」を下げて現実感を増すというホラー映画の基本的手法の一つですな。(うろ覚えの三宅隆太監督ホラー講座から引用)
ミステリ部分で言えば、公式サイトの「死者は誰?」ってコピーは、冒頭のナレーションからも当然ミサキメイっぽく思えるのだが、これは恐らくミスディレクションなのでしょうねぇ。まさかシックスセンスオチはないよね。姓名関係すんのかなぁ。
とかいろいろ考えながら見るのがミステリの醍醐味なので、原作読んだほうが良いかは迷うところだけど、とりあえずアニメのみで楽しんでいこうかなと思います。と言いつつ我慢できなくなったらネタバレ踏む前に読みそうな気もするけど。
さて、1・2話で舞台が整い3話から大きく動いていくっぽいですが、おそらく誰か死んだりするのかな、と…
アニメという2次元の世界でどこまで恐怖描写ができるのか期待です。

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